コパ・アメリカに出場する日本代表に2人の大迫が選出された。「大迫勇也」は多くの人が知っていると思うが、「大迫敬介」はご存じだろうか？
6月は代表戦が目白押しだ。5月23日にはキリンチャレンジカップの、24日にはコパ・アメリカのメンバーが発表された。そこには2人の「大迫」が選出された。日本のエースである大迫勇也を知っている人は多いだろう。では、もう1人の大迫はご存じだろうか？覚えてもらいたい。サンフレッチェ広島に所属するGK大迫敬介だ。
大迫敬介は広島ユース出身の現在19歳。年代別代表には常に選出されてきた選手だ。5月に開幕したU-20W杯に出場するはずだったが、ベストメンバーが揃わないチームを救う形でA代表に選出されることとなった期待の若手である。浦和レッズの元日本代表、西川周作を彷彿とさせるプレースタイルで、攻撃の起点となることができるGKだ。本人も広島時代の西川に憧れていたと話しており、先日のJリーグで浦和と対戦した際は、ユニフォーム交換をしたことをTwitterに投稿していた。
以前から報じられている通り、大迫勇也についてはコパ・アメリカへの参加を所属クラブが拒否したため、ベストメンバーが招集可能なキリンチャレンジカップのみの招集となっている。一方の大迫敬介は両方に名を連ねた。このことは、大迫敬介がバックアップ的な立場で招集されたのではないことを意味しているのだろう。その期待に応え、コパ・アメリカでは日本代表の救世主となるのか！？半端ない活躍に期待して良いだろう。
