40階で過ごす、極上の夜 この夏行きたいルーフトップバー①

客がみんな記念撮影を楽しむという、シックな40階店内。天気がいい日はテラス(写真奥)でお酒を楽しもう
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ディア・アーヴィング・オン・ハドソン

「夏はオープンテラスのカフェも気持ちいいけど、ビルの上のルーフトップバーには、また違った特別感がある。だからみんなが行きたがる」

そう語るのは、タイムズスクエアで今年1月にオープンしたバー「ディア・アーヴィング・オン・ハドソン」の共同経営者、アルベルト・ベネナティさん。「でも、40階の高さのルーフトップバーは早々ない。だからここの眺めは格別だよ」

ガラス張りの店内にはミッドタウンの高層ビル群が目の前いっぱいに広がり、ハドソン川、そして遠くはジョージ・ワシントン橋まで見渡せる。ビルの反対側にも席があり、マンハッタンの摩天楼を360度楽しめる仕様になっている。どこからでも絶景が見渡せるのはポイントが高い。

このバーは2フロア構成。ジェームズ・ボンドの世界を想起させる、ダンディーな雰囲気の40階、そしてタイムズスクエアにある「ディア・アーヴィング」の初号店と同じアールデコ・テーマの41階だ。紫のベルベットのソファーや、夕日をキラキラと反射するビーズのカーテンなど、家具は全て特注品。

提供するカクテルは伝統的なレシピをベースにしたものが多い。地元産のスピリッツをなるべく使うようにしているそう。五感を使ってニューヨークを堪能する、特別な夜が過ごせそうだ。

Dear Irving on Hudson at Aliz Hotel
310 W. 40th St. (bet. 8th & 9th Aves.)
dearirving.com

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