「東京03の好きにさせるかッ!」番組のコント作家を務めるかもめんたる・岩崎う大が早くも(?)ゲストで登場!

「東京03の好きにさせるかッ!」番組のコント作家を務めるかもめんたる・岩崎う大が早くも(?)ゲストで登場!

実力派お笑いトリオ・東京03(飯塚悟志、豊本明長、角田晃広)が、ゲストと共にラジオコントを行う「東京03の好きにさせるかッ!」(NHKラジオ第1)。実は彼らが演じるコントを書いている作家の一人が、かもめんたるの岩崎う大さんなのです。その岩崎さんが自ら書き下ろしたコント「自意識」を引っ提げ、5月30日の放送回にゲストとして登場します!

──普段はコント作家として参加されている岩崎さんですが、今回ゲスト出演していかがでしたか?

岩崎「コント作家としてお呼ばれした時に、『いつか自分もゲストで出たい』と思っていたのですが、ものすごく早く夢がかないました(笑)」

豊本・角田「あははは」

飯塚「早かったね(笑)」

岩崎「それと同時に、自分で書いて自分で出るというのが大きなプレッシャーでした。『このネタをお前は持ってきたんだな』と飯塚さんの目が言っているような気がして。このプレッシャーはなかなか体験できないと思います」

飯塚「いやいやいや」

豊本・角田「あははは」

──今回、なぜ「自意識」というテーマを選ばれたんでしょうか?

岩崎「飯塚さんが、かもめんたるの『ドッジボールでぶつけられて外野へ行く時にどんな顔をすればいいのか?を相談する』というネタを覚えていてくださって、それを『東京03寄席』でやらせてもらったんです。僕はああいう自意識のネタをいくつかやっていますけど、中でもあれが一番自意識を使ったネタで、それを面白いって言ってくださったので、そういう感じが見やすいかなと。あと、いろいろ考えた結果、自分に合っているかなと思ってそうしました」

──東京03の皆さんは、書いてくれた作家先生(岩崎)と一緒にラジオコントをするのは初めてだと思いますが、いかがでしたか?

飯塚「初めて作家先生と一緒にね~。う大くんが書いてくれるコントはきめが細かくて、本当に面白いんですよ。ほかの作家さんも面白いんですけどね。作家さんがいっぱいいてみんな面白い中、う大くんの作品は世界観が独特で、毎回ほとんど直さずにできるんです。いつもは僕ら3人と誰かにゲストのところを読んでもらいながら、軽く直して本番に臨むんですけど、今日に関しては初めてここで読み合わせて、そのまま本番という形だったんですよ。それくらい完成度が高いものを毎回持ってきてくれるから助かります。それに一緒にコントをやったことがなかったので楽しみでしたし、実際楽しかったですね」

う大「ありがとうございます!」

──角田さんと、豊本さんはいかがでしょう?

角田「面白いですよ。僕はかもめんたるのコントは面白いと思っていましたから、先生がゲストってなった時に、自意識じゃないですけど、違う捉え方をしていたら嫌だなとか、大丈夫かな?という部分はありました。そういう意味ではちゃんと楽しんでやってなかった。目を気にしちゃって(笑)」

豊本「毎回面白いですし、助かるし、いいこと尽くめでもっと書いてほしいです」

岩崎「僕はコンビでやっているから、豊本さんをうまく使いたいなっていうのがあるんです。3人組というところで、豊本さんの役どころをうまく機能させるコントはいつも考えています。しかもこのラジオコントは、ゲストを含めると4人出てくるんですよね。そうするとなかなか4人全部おいしくというのが難しいんですけど、そこを毎回僕のテーマとしてなるべくやりたいなというところがあります。角田さんはキャラクターとして毎回同じような役どころで、豊本さんはそのネタによって変わるけど、それでもおいしい役にしたいと考えているんです。今回は割と考えやすかったんですけど、4人を毎回うまく使うのが難しいです」

──コント「自意識」を実際に演じてみて、イメージしたものと同じところや違うところはありましたか?

岩崎「今回は本当にイメージ通りでした。角田さんの『待て~』っていうセリフがあるんですけど、それが想像通りだったんで、本当に気持ちよかったですね」

角田「(岩崎に向かって)想像を超えてはいない?」

飯塚「超えてはいないから」

岩崎「超えはしないですね」

角田「超えはしないですねって、なんでそっち(飯塚)がいうの? う大くんが言うなら分かるけど~」

岩崎「あははは。僕は東京03さんのコントをいろいろ見させてもらっているんですけど、本当にすごい方々だなって。ゲストの人によって多少難しくなるというだけで、3人のコントだったら本当にいくらでも浮かんできます。もちろんコントを作る人というすごさもあるけど、改めてプレーヤーとしての3人の偉大さを感じました」

飯塚「うれしい。すごくうれしいね」

豊本「うれしいね~」

──岩崎さんは自意識過剰な会社員という役でしたが、どのように演じようと考えていらっしゃったんですか?

岩崎「台本の時点で、キャラクターというか役割がしっかり分かれていたので、あとは自分のご褒美という感じで楽しませてもらいましたが、ラジオコントに慣れていないから緊張しましたね。体を動かさないし。今日も『自意識』がテーマでしたけど、微妙に動いたりした時に、飯塚さんがどう思うかなとか…」

豊本・角田「あははは」

飯塚「いいよ、俺もまあまあ動くから(笑)。動いた方が確かにセリフは出やすいよね」

岩崎「緊張感と慣れない感じはあったんですけど、集中してやらせてもらいました」

──また、フリートークのテーマも「自意識」でしたが、話してみてどうでしたか? どんな回になりました?

岩崎「トークは、僕が仕切っていく感じでお願いしますと言われて不安でした。もしかしたら、東京03さんが『いや、そんなのないよ、俺ら』ってなったらどうしようって思っていたんですけど…皆さんあったので、ほっとしています」

豊本・角田「あははは」

飯塚「そんなのなかったら、あのドッジボールのネタを好きになるわけがないよ~」

──ちなみに、東京03の皆さんは今後、岩崎さんにどんなコントを作っていただきたいですか?

飯塚「どういう!? やっぱり、う大くんにしか出ないせりふ回しとかですかね。そういうのがやっていて楽しいし、う大くんのコントはあんまり直したくないんですよ。だから好きなように作っていただくのが一番いいですね。作家さんによって色が分かれていったら良くなると思うから、僕らに寄せすぎないで、好きなように書いてもらった方がいいと思います」

岩崎「“謎回”みたいなのもありですかね?」

飯塚「うん、いいと思う。ゲストに迷惑かけない程度にね!」

豊本・角田「あははは」

飯塚「そういう時には、ここに来てくれればいいよ」

豊本「ここはどういう意味ですかって」

角田「直接話せるからね」

飯塚「謎回は相方の槙尾(ユウスケ)くんでいいよ(笑)。槙尾くんがゲストで来て、う大くんが作家で…」

──角田さんと豊本さんはいかがでしょう?

角田「なんでもいいです。僕は」

豊本「面白くて、聞いている方の飽きが来ないものを…」

飯塚「最高じゃないか!(笑)」

飯塚さんもおっしゃっていましたが、ほぼ手直しをすることなく本番が始まったコント「自意識」は、自意識過剰な会社員・岩崎と彼にアドバイスする先輩・豊本のやりとりがたまりません。もちろん、フリートークの「自意識」エピソードも必聴です。

【番組情報】


「東京03の好きにさせるかッ!」
NHKラジオ第1
木曜 午後8:05~8:55
(5月30日放送回ゲスト:岩崎う大)

NHK担当 K・H

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