英3部昇格プレーオフ決勝で起きた珍事とドラマチックな結末

英3部フットボールリーグ1昇格プレーオフ決勝、チャールトン・アスレチックと1サンダーランドの試合が26日英ウェンブリースタジアムで行われた。試合は前代未聞の珍事でサンダーランドが先制したものの、その後チャールトンが2点を加え2-1で勝利。2015-2016年ぶりの2部昇格を決めた。

英3部フットボールリーグ1昇格プレーオフ決勝、2015-2016シーズンぶりの2部昇格を夢見るチャールトン・アスレチックと1年での2部昇格を目指すサンダーランドの対戦が26日英ウェンブリースタジアムで行われた。

試合は前代未聞の珍事でサンダーランドが先制したものの、その後チャールトンが2点を加え2-1で勝利した。

昇格プレーオフ史上最悪のオウンゴール…

さてその前代未聞の珍事とは一体何だったのかということだが、それは前半立ち上がりの5分に起きた。

チャールトンのCBナビ・サールは前線へのパスコースを探りながらも、一旦GKディロン・フィリップスへバックパスを選択。しかしこのフランス人ディフェンダーが出したノールックパスは、想定外のスピードとコースを辿り、無情にもそのまま自陣のゴールへ。何とも痛すぎる相手へのプレゼントゴールとなってしまった。

その後はどうなった…?待っていたのはドラマチックな結末!

しかしその後、前半35分にDFベン・プリングトンのゴールが生まれ試合は振り出しに。

ジョー・アリボ、アンソニー・ダイクスティール、ライル・テイラー、前線の3選手で相手DFラインを攻略した何とも美しいゴールであった。

なおプリングトンはこのゴールがチャールトンでの初ゴールとなっている。

そして試合は1-1で迎えた後半45分+4にドラマチックな結末が待っていた。

チャールトンは左サイドでジョー・アリボとのパス交換からジョシュ・カレンがファーサイドへとクロス、待っていたのはキャプテンのパトリック・バウアー。一度はDFに弾かれたもののその後倒れながらも執念で流し込んだ。ちなみにバウアーはこれがシーズン初ゴール。最後の最後にキャプテンが大仕事をしたチャールトンが昇格を決めた。

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