狙われる公衆無線LANエリアに安心を、スマホ・PCむけVPNアプリ「Webroot WiFi Security」国内販売開始

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催にむけて、普及が広がるフリーWi-Fiエリア。

その現状の問題点と対策については、ITジャーナリスト三上洋氏の解説で伝えたとおり。

◆フリーWi-Fiは安全? そこに潜む危険と対策、あのITジャーナリスト三上洋さんが解説!

https://tetsudo-ch.com/7717615.html

こうしたWi-Fiのトレンドに、グローバルセキュリティ企業のウェブルートが、新たな VPN(Virtual Private Network、仮想プライベートネットワーク)アプリを登場させた。

その名も「Webroot WiFi Security」。

WiFiセキュリティは、危険性や脆弱性が指摘されているフリーWi-Fi、公衆無線LANでの安全な通信を実現させる VPN(仮想プライベートネットワーク)アプリ。

対応OSは Windows、Mac、iOS、Android。そのすべてのデバイスにインストールできる。

同アプリは、世界中から集めた膨大なサイバー脅威情報を、クラウド上で多層的に分析する Webroot BrightCloud 脅威インテリジェンスと連携し、強力なセキュリティ防衛システムを構築。

この Webroot BrightCloud 脅威インテリジェンスは、インターネット全体のスキャンで得た大量のデータを分析し、URL間の隠れたつながりを明らかにするウェブルート独自のテクノロジー。

また自動的に最適な VPN接続サーバとVPNプロトコルを世界35か国から選択でき、より速くネットワークに接続。安全でないネットワークにアクセスした場合は、「Webroot WiFi Security」が自動的に VPNに接続しガードする。

さらに、Webroot WiFi Security が起動していない場合は、すべてのインターネットトラフィックを遮断する Kill スイッチ機能が、Windows、Mac、Android OS用にはついている。

価格は3台で月額580円、年間5900円。5台で月額780円、年間7900円。

銀行口座やクレジットカードの情報がかんたんに盗まれる時代に

世界中で急速に普及しているフリーWi-Fiエリアには、銀行口座やクレジットカード情報、個人情報、パスワードなどを不正に入手したり、デバイスにマルウェアを感染させる悪質な犯罪者による脅威リスクがつきまとう。

こうしたフリーWi-Fiの危険性にも対応したVPNアプリ「Webroot WiFi Security」は、自動的に IPアドレスを隠し、データを暗号化することでユーザの匿名性とプライバシーを確保する。

この新しいVPNアプリについて、ウェブルート伊藤誉三 代表取締役社長は、発表会場でこう伝えた。

「カフェやホテルなど、日常生活にフリーWi-Fiサービスが浸透し続けているなか、サイバー犯罪者は、こうした公衆無線LANサービス上で、偽のネットワークを構築し、個人情報を盗もうとしている」

「個人ユーザが、こうした個人情報脅威から守る対策としては、常にプライベートで安全なネットワークを使用すること。企業むけに提供中の Webroot BrightCloud 脅威インテリジェンスを採用したこの Webroot WiFi Security は、業界随一のVPNソリューションといえる」

<ウェブルート>
https://www.webroot.com/jp/ja

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