地場食材ソーセージに 清川産業まつりで食べ比べイベント

清川茶やパセリ、ユズなど清川村の食材が練り込まれたソーセージ。1皿500円で販売される

 神奈川県清川村で6月2日に開かれる清川産業まつりで、村のブランド豚「清川恵水(めぐみ)ポーク」に地場食材を練り込んだソーセージの食べ比べイベントが初めて催される。村と、村の移住者でつくる地域おこし協力隊の企画。特産の清川茶や、ユズ、パセリ、ニンニクなど計7種を1皿500円で割安に提供し、購入者には味の人気投票にも参加してもらう。

 村では同協力隊が中心となって地場食材を使ったソーセージの開発に取り組んでおり、2020年度から道の駅「清川」などでの販売を目指している。今回の食べ比べは「どの食材の味が好まれるか、村民や皆さんの意見を聴きたい」(村産業観光課)と企画した。

 地場食材以外にも豚肉本来の味わいが特長の粗びきや、子どもにも食べやすいチーズ入りも用意。7種の中で最もおいしかった二つを投票してもらう。

 実行委員会で主催する同まつりでは、地域で採れた野菜や清川茶の即売などが行われ、村内から出た間伐材を活用したまき割り体験などもある。

 同まつりは、午前10時~午後2時。会場は厚木市農業協同組合清川支所(同村煤ケ谷)の駐車場。問い合わせは、同課電話046(288)3864。

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