「ソレダメ!」放送100回! 増田貴久とオードリー・春日はライバル!?

日常の中の常識に○か×かで白黒をつけ、間違いに「ソレダメ!」するテレビ東京系の情報エンターテインメント番組「ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~」(水曜午後6:55)。2014年に特番としてスタートし、2015年からのレギュラー化を経て、このたび放送100回を迎える。それを記念した取材会に、MCのオードリー・若林正恭、高橋真麻、そしてレギュラーのオードリー・春日俊彰、NEWS・増田貴久、小籔千豊が顔をそろえた。

レギュラー放送開始から約4年、放送100回を迎えたことに若林は「放送回数を重ねるごとに、だんだん情報が少なくなっていって、それをなんとか埋め合わせていくんだろうなと最初は思ってたんですけど、いまだに“新常識”のレベルを落とすこともなく、よくぞ100回まで続けてこれたなということにびっくりしてます」とコメント。高橋も「私も、若林さんと同じくそこに不安がありました。今は、スタッフと出演者が一丸となっているアットホームな番組作りができてるんじゃないかなと思います。女子校育ちの私には、『共学ってこんな感じなのかな』って気持ちで、青春を取り戻しています」と感想を述べた。

また、春日は「100回というのはすごい数だなって思うんですけど、われわれからしたら、この5人で駆け抜けてきただけですけどね。血へどを吐いて、命を削ってね」と軽いボケを挟みながら述べると、増田も「皆さん毎回、すごく面白いトークが繰り広げられる中で、自分も面白いんじゃないかなって思うぐらいです。常に春日さんには負けないように楽しくやらせてもらってます」とコメント。すると春日は「戦友でもあり、ライバルでもあるからね」と謎の上から目線で返し、会場を沸かせた。

「この番組は仕事をさせてもらってる感覚がなくて、ふざけて、おいしいもの食べて、生活の情報を仕入れているだけ」とうそぶくのは小籔。「収録の休憩の時に、そこで得た情報を2回に1回は嫁はんにメールしてます。あと、僕がすぐにAmazonで買ったり。小籔家にとってはすごくタメになってますから」と実際の生活にも役立てているという。

そんな中でも、記憶に残る役立ち情報を挙げてもらうと、「シュークリームを逆さに食べると中のクリームが飛び出ない」「花粉症にレンコンの粉がいい」「骨粗しょう症にはみかんがいい」「くしゃみをする時は肘の内側で口を押さえる」「納豆のフィルムを割り箸で刺してクルクル丸めて捨てる」「お風呂のシャワーヘッドの中は汚い」「シンクの掃除の最後は水を貯めてから一気に流すと奇麗になる」「お風呂の壁に50度以上の熱湯をかけると菌が繁殖しにくい」「高いところから熱いシャワーでお湯をはるとスチームサウナ効果で寒くない」など、それぞれが実践しているというさまざまな有益情報が飛び出した。また、小籔は「『マイタケの粉を摂るといい』と聞いて、食卓に必ず出して子どもらにも食べさせてきたんですけど、何に効果があるのかをすっかり忘れてしまいまして」というエピソードを披露。

さらに、自身の“ソレダメ体験”を聞いてみると、増田が「ネタ的に、アイドルとしての立ち位置がすごくブレるものがたまにあるんですよ。おしっこの色とか、体臭のレベルとか。それはちょっと営業妨害なんじゃないかな…」とボヤくと、小籔は「それ、別に番組が悪いわけじゃないやん」とツッコみ、増田が「すみません、それ僕が『ソレダメ!』でしたね!」と返す息の合った掛け合いをみせた。さらに、若林は「非常に言いづらいことなんですけど、スタッフさんが毎年、誕生日にプレゼントをくれるんですよ。僕、書き物の仕事もしてるからだと思うんですが、原稿用紙を2000枚ほどもらいまして。正直いらないんですよ、もう。パソコンで書いてますからね。気持ちはうれしいんですけどね~」と、スタッフへの遠慮がちな“ソレダメ”で締めくくった。

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