尾野真千子が怪談「牡丹燈籠」で悪女・お国役!「女として分かる部分もある」

NHK BSプレミアムで10月6日にスタートする連続ドラマ「令和元年版 怪談牡丹燈籠」(日曜午後10:00)に尾野真千子が主演する。

同作は、初代三遊亭圓朝による長編落語で有名な傑作怪談話「牡丹燈籠」を、ワイヤーアクションや特殊メーク、チャンバラもふんだんに投入して、新たな視点と演出で映像化するもの。男女の色と欲が生々しく交錯するドロドロの人間ドラマであり、20年にもわたる壮大な敵討ち、因果応報の物語となる。主人公・お国役の尾野のほか、柄本佑、若葉竜也、谷原章介、石橋菜津美、中村七之助、上白石萌音、笹野高史、伊武雅刀、高嶋政宏らが出演。神田松之丞が語りを務める。

尾野は「今回の脚本ではお国がいまだかつてなく深く描かれており、今まで幽霊の出てくるファンタジーと思われてきた物語に濃厚な人間味が出ていてワクワクしました。お国は欲望に抗えない性格の悪い女ですが、その存在はとても生々しく現代的。女として気持ちが分かる部分もあります」と共感を寄せる。お露役の上白石は「人間の愛憎が交差する物語に、文字を追うだけで心が乱れました。そして皆さんと初めて顔を合わせて読み合わせをした日の緊張と感動のまま、現場でも濃密な時間を過ごしています」と手応えを感じている。

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