【石垣島】石垣港出発!自転車で巡る半日観光モデルコース

台湾発クルーズ船の寄港地である沖縄・石垣島。サンゴ礁に囲まれた美しい風景や、南方独特の雰囲気が味わえる人気の離島です。そんな島をレンタサイクルで見てまわり、魅力を満喫する半日モデルコースをご提案!

レンタサイクルの借り方

クルーズ客船が寄港する「石垣港ターミナル」から、数軒のレンタサイクル店が存在する市街地へは徒歩でアクセス可能(中心部へは約15分ほど)。レンタサイクル料金は時間・日数単位で設定されている場合が多く、1日あたり1,000〜1,500円前後で利用できます。
「エイトサイクリング石垣島」なら、マウンテンバイク3,000円、電動アシスト付き3,500円(いずれも24時間利用)と少し割高ですが、3時間以上の利用なら無料で配車・回収サービスが受けられるので便利。対応言語は日本語のみですが、ネットからの予約もできます。

移動:約45分(石垣港ターミナル→市街地中心部→バンナ公園)

バンナ公園(所要時間:約60分)

自転車をレンタルしたら、まず向かうのは「バンナ公園」。島の中央に位置する標高230mのバンナ岳にある公園です。広大な園内は5つのゾーンに分かれており、なかでもBゾーンの「エメラルドの海を見る展望台」は思わず写真に収めたくなる絶景スポット。眼下に広がる島の風景と青く透き通った海を一望することができます。自然を観察をするならCゾーン「森林散策広場」へ。亜熱帯性気候が育んだ木々や色鮮やかな花々が咲き乱れる様子が楽しめます。

移動:約10分(バンナ公園→石垣島鍾乳洞)

石垣島鍾乳洞(所要時間:約30分)

今度は、地底に広がる神秘の世界「石垣島鍾乳洞」へ!それは20万年もの時を経て、自然がつくりだした島内最大の鍾乳洞。現在は全長3.2kmのうち、約660mが公開されています。多数の鍾乳石に彩られた空間に幻想的な輝きを添えるイルミネーション、したたる水の音を利用した水琴窟(水滴が落下することで発生する音色を楽しむための仕掛け)なども見所。シャコ貝などの化石も見られ、ここがかつて海底であったことを感じることができます。

入場料:大人1,080円、小人540円

移動:約20分(石垣島鍾乳洞→石垣市公設市場)

石垣市公設市場(所要時間:50分)

鍾乳洞を後にしたら市街地へと戻り、島の人々の暮らしを支える「石垣市公設市場」を見学しましょう。ユーグレナモールというアーケード商店街内にあり、路面&半地下フロアでは、色とりどりの果物や野菜、精肉を販売。買ってすぐ味わえるカットフルーツなども並んでいます。2階にはお土産にぴったりの食品・工芸品などがそろう特産品店が入居。3階には郷土料理が食べられる食堂もあり、島の食文化を堪能することができます。

移動:約3分(石垣市公設市場→桃林寺)

桃林寺(所要時間:15分)

市場を満喫したら、近くにある「桃林寺」を参詣。八重山(石垣島を含む日本最南西端の島々の総称)で最初に建立されたお寺で、国の重要文化財に指定されています。山門に配されている「仁王像」は沖縄最古の木造彫刻(県指定有形文化財)、隣接する「権現堂」は沖縄最古の木造建築(国指定重要文化財)。1614年の創建当初は真言宗(大乗仏教の宗派で日本仏教のひとつ)でしたが、現在は臨済宗妙心寺派(禅宗の一派)の寺院となっています。

移動:約40分(桃林寺→フサキビーチ)

フサキビーチ(所要時間:50分)

旅の締めくくりには、白い砂浜と海の青とのコントラストが美しい「フサキビーチ」へGO!リゾートホテルのビーチですが、誰でも無料で利用可能。ウミガメが産卵に訪れるという天然のビーチで、遊泳区域にはクマノミなどの熱帯魚も泳いでいます。時間が許すなら、ぜひシュノーケルやシーカヤックなど、メニュー豊富なマリンアクティビティを楽しんでみては?島の西側に位置しているので、夕暮れ時には突き出した桟橋から、沈む夕日を眺めるのもおすすめです。

移動:約45分(フサキビーチ→市街地中心部)

いかがでしたか?今回ご紹介したのは、SNS映えが期待できるスポットばかり。自転車で無駄なくめぐれるコースをご紹介しました。

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