《日本発》これぞ和テイスト!日本独自の「進化系ピザ」5選

世界中で愛されている料理、ピザ。発祥国といえばイタリアだが、日本だって負けてない!独自の趣向を凝らした日本のピザは、和の食材と味付けを生かしたメニューが豊富。今回は、日本でなじみ深い和風ピザをご紹介!

1. しらすピザ

日本人にとってポピュラーな食べ物、しらす。しらすとは、イワシ類の魚の稚魚の呼び名(ちなみに、これを塩ゆでし干したものはちりめんじゃこという)。カルシウムがたっぷり含まれていて人気のご飯のお供だ。

近海でとれた新鮮なしらすを高温で一気にゆでた「釜揚げしらす」を豪快にピザの上にのせたものがしらすピザ。やわらかくふっくらしたしらすはカリッと焼き上がった生地、濃厚なチーズとの相性も抜群。噛めば噛むほどしらすの旨みが口に広がる。お酒のつまみとしてもピッタリだ。

2. 餅ピザ

日本人の暮らしに寄り添ってきた食材、餅。餅とはもち米を蒸して粘りが出るまでついた食べ物で、炭水化物、タンパク質、ビタミンB1などが含まれたパワーフード。

そんな餅を生地に使った餅ピザは、外はカリッと香ばしく小麦のピザ生地よりもモチモチした食感がたまらない。野菜やチーズと合わせることで栄養満点な組み合わせに。小麦アレルギーでピザが食べられない方でも、グルテンフリーピザとしてぜひ味わってみてほしい逸品だ。

3. 明太子ピザ

しらすと同様、日本人のご飯のお供である「明太子」。明太子とは、スケトウダラの卵巣を唐辛子を主とした調味液に漬けて辛味を付けたもの。韓国発祥の料理をもとに作られた明太子は福岡土産としても有名。日本のスナック菓子の味付けやパスタなどのソースとしても使われる人気食材だ。

そんな明太子を使った明太子ピザはトッピングのチーズやポテトとの相性もバッチリで、プチプチとした食感の明太子がピリッと味を引き締めてくれる。写真のピザにはのっていないが、刻みのりを上から散らしたピザも多い。

4. 照り焼きチキンピザ

ハンバーガーチェーンのメニューでも有名な「照り焼きチキン」。「Teriyaki」として世界的にも人気の高い照り焼きチキンは、なんと言ってもこってり濃厚なソースが旨い。

旨さの秘訣は、醤油の辛さと砂糖の甘さが絶妙な組み合わせ。このテリヤキソースを鶏肉に塗りながらじっくり焼き上げた照り焼きチキンは、ピザとの相性も抜群。照り焼きソースの甘辛さとチーズの塩味が口の中で組み合わさり、文句なしに旨い。

5. カニ味噌ピザ

カニの旨みが凝縮したカニ味噌(カニの膵臓と肝臓部分のこと)とホワイトソースを合わせた大人テイストな深みのある和風ピザ「カニ味噌ピザ」もおすすめのひとつ。カニの風味やカニ味噌の独特な苦味と、トッピングのカニ身の歯ごたえがベストマッチな逸品。

まだまだ日本にはこんなトッピングもあり!

日本を代表する発酵食品「納豆」を使った納豆ピザや、日本では定番トッピングの「コーン」をたっぷりのせたコーンピザ、調味料の「マヨネーズ」と「ツナ」を組み合わせたツナマヨピザなど、日本人好みの味の発想から生まれたユニークなトッピングとフレーバーが豊富にある。

日本を訪れた際に和風ピザのメニューを見つけたら、ぜひ一度日本独自のピザの味を体験してみてほしい。きっと新しいピザの世界が広がるはずだ!

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