患者遺族、国立病院機構を提訴

名古屋医療センター処置不適切と

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 国立病院機構名古屋医療センター(名古屋市)で2015年、肺炎のため入院していた愛知県内の女性=当時(69)=が死亡したのは、医師の不適切な処置が原因として、女性の遺族が約3300万円の損害賠償を国立病院機構に求める訴訟を名古屋地裁に起こしたことが30日、分かった。提訴は7日付。

 訴状によると、女性は14年12月に入院、高カリウム血症の患者に使う医薬品ゼリーの投与を受けた。高度の便秘や下血、大腸潰瘍の症状が出たが、投与は続けられ、15年1月19日、腸に穴が開き、同月27日に死亡した。

 名古屋医療センターは「上部機関と協議して適切に対応する」としている。