戦列復帰のパクストンが無安打投球 ヤンキース完封勝利

【パドレス0-7ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは、左膝炎症による故障者リスト入りから復帰したジェームス・パクストンが球数制限の影響もあって4回66球で降板したものの、パドレス打線を無安打無得点に封じる快投を披露。その後、チャド・グリーン、アダム・オッタビーノ、ジョナサン・ホルダー、ネスター・コルテスJr.と繋ぎ、7対0でパドレスに快勝した。4番手として登板し、2イニングを無失点に抑えたホルダーが今季4勝目(2敗)をマーク。パドレスは先発のクリス・パダックが3本塁打を浴び、5回4失点で今季3敗目(4勝)を喫した。

パドレスの新人右腕・パダックに対し、ヤンキースは初回先頭のDJレメイヒューに5号先頭打者アーチ、続くルーク・ボイトに14号ソロといきなり二者連続本塁打が飛び出して2点を先制。2回裏にはジオ・ウルシェラも3号ソロを放ち、早々に3点をリードした。5回裏にはグレイバー・トーレスのヒットなどで一死満塁のチャンスを作り、ブレット・ガードナーがレフトへの犠牲フライを放って4点目。投手がパダックから2番手のアダム・ウォーレンに代わった6回裏には、一死からキャメロン・メイビンがヒットで出塁し、二盗を決めたあと、三盗の際に捕手オースティン・ヘッジスの送球がエラーとなり、5点目のホームを踏んだ。さらに7回裏にはトーレスがウォーレンから14号2ランを放って7対0。ヤンキースは完封リレー&4本塁打の一発攻勢で投打にパドレスを圧倒し、戦力の違いを見せつけた一戦となった。

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