ナショナルズが5回までに14得点 サンチェス今季初勝利

【ナショナルズ14-4ブレーブス】@サントラスト・パーク

ナショナルズは1回表と2回表に4点ずつを奪うなど、試合序盤から打線が爆発して5回終了時点で大量14点をリード。このリードを生かし、14対4でブレーブスを破った。左ハムストリング痛による故障者リスト入りから復帰したナショナルズ先発のアニバル・サンチェスは、6回1安打無失点の好投を披露。今季は開幕からの9先発で0勝6敗、防御率5.10と苦しいピッチングが続いていたが、ようやく今季初勝利をマークした。ブレーブスは先発のケビン・ゴースマンが2回途中8失点の大誤算で今季4敗目(2勝)。3番手のダン・ウィンクラーも2/3回5失点と崩れ、大敗となった。

ナショナルズは初回一死から満塁のチャンスを作り、ハウィー・ケンドリックの犠牲フライとマット・アダムス、カート・スズキ、ビクトル・ロブレスの3連続タイムリーで4点を先制。2回表にもアンソニー・レンドンの2点タイムリー三塁打、フアン・ソトのタイムリーなどで4点を追加した。4回表にはソトの9号ソロでリードを9点に広げ、5回表には二死満塁からケンドリックの3点タイムリー二塁打とアダムスの5号2ランで得点。この時点でリードを14点に広げ、試合の行方を決定づけた。その後、7回裏に2番手のカイル・マゴーウィンがオースティン・ライリーに7号グランドスラムを浴びたものの、大勢に影響はなし。試合終了までの3イニングを投げ抜いたマゴーウィンはメジャー初セーブをマークした。

© MLB Advanced Media, LP.