三浦市は30日、特定外来生物で有毒のセアカゴケグモ1匹が同市宮川町で発見された、と発表した。
市によると、市内で確認されるのは初めて。かまれると痛みや腫れなどが生じるといい、市は「素手で捕まえたり触ったりせず、かまれたら速やかに医療機関に相談を」と呼び掛けている。
県鎌倉保健福祉事務所三崎センターによると、宮川町の住宅街一角の道路脇で19日、市民が体長約1センチのメスを発見。県衛生研究所が鑑定した結果、セアカゴケグモと判明した。センター職員が現場周辺を捜索したが、他の個体や巣は見つからなかった。