ショアジギングを始めてみよう!!ステップ②【ゼロから始めるソルトルアーフィッシング】

ショアジギングというと、ハードな釣りのイメージを持っている人もいる。しかし、昨今はタックル(道具)もより軽量化。ライト~ミドル用など扱いやすいものも増えファンが急増。誰でも気軽にチャレンジできる釣りになっている!

ステップ②は釣り場所(ポイント)と釣り方をご紹介!!

前回のステップ①ではショアジギングの魅力、狙うターゲット、使用するルアーやタックル(道具)を紹介したが、今回はいざ本番!!実際釣りをする際に重要になってくる釣り場所(ポイント)と釣り方をご紹介しよう!!

前回の復習はコチラ↓↓

どこで釣るの??

どんな場所、シーズンでもショアジギなら釣りが可能

堤防

サーフ(砂浜)
サーフ(ゴロタ石浜)

釣りは単純明快、狙える魚の魚種も豊富。そして、ほぼどんな場所からも釣りが可能という自由度がショアジギングのすごいところ。

港の護岸や防波堤からはもちろん、磯場、ゴロタ石や砂のサーフまで釣りをすることができてしまうのだ。

 とくにイナダやソウダガツオ、サバといった大きな群れを作る回遊魚が湾内、港内へ押し寄せてきたときは、港やサーフに釣り人が一斉に集まってショアジギング大会のような光景が広がる。

ショアジギングができるシーズンも春と秋が一番良いといわれるが、狙う魚を変えていけば一年中釣りが可能! 
たとえば春はショゴやサゴシ(サワラ)、ヒラメなどが狙える。夏はワカシ(イナダ)、マゴチ、シイラ、ソウダガツオ、キジハタやアカハタなどのハタ系の魚が良く釣れる。秋になればタチウオ、ワラサ(ブリ)、本ガツオ、ヒラマサといった大型&高級魚も釣れる。そして、冬はベイトの群れ次第だがブリ、ヒラメなどが狙えるのだ。

 そして、どの場所も狙う基本ポイントとなるのが潮目だ。潮目とは潮の流れ同士がぶつかり合い、海のなかにできた境界線のようなもの。そこにはいろんなものが流れて集まっており、魚のエサとなる小魚やプランクトンが豊富なポイントとなる。そんなポイント目掛けてジグを思いっきり投げて釣りをしていこう!

釣り方

フォールとシャクリ、そして巻き

メタルジグをキャストし、まず底まで落としていき、ロッドを上下にシャクりながらリールを巻く「ジャカジャカ巻き」が基本。それからさらにフォールさせて巻いての繰り返しで魚を探っていこう。
この巻きとフォールを繰り返していき、どの水深の層に魚がいるか反応をチェックしていくのが基本的な釣り方だ。あまりに反応がない場合は、手早くポイントを移動していくラン&ガンで魚の群れを探していこう!

達人ポイント①“潮目を狙え!”

ショアジギングで釣りをする多くの場所でポイントとなってくるのが潮目だ。見付け方は、海のなかで川が流れているように波立ち方が違う場所がある。それは異なった潮の流れがぶつかって出来た境界線のようなもので、魚にとっては潮の壁のような存在。そこへエサとなる小魚を追い込んで捕食しているターゲットが潜んでいるのだ。

達人ポイント②離岸流を狙え!!

サーフのように波が勢いよく押し寄せる場所は、波の流れと勢いが沖へ出ていく流れが出る。これが離岸流で、魚が溜まりやすい良スポットだ!
堤防でも発生するが、柔らかい砂底サーフは周囲に比べて大きな地形変化をともなうのでベイトもターゲットとなる魚も付きやすい。

釣れる時間帯

青物狙いのショアジギングに良いのは、朝から夕方までの明るい時間帯となる。とくに有望なのは朝と夕方のマヅメ時だが、タチウオなど一部の魚は夜の方が良い。また、シーズンは回遊魚が多い春から秋までとされるが、ヒラメやブリなどは冬の方が良いこともある。

あとは実戦あるのみ!!

これから初夏を迎え、ショアジギングのメインシーズンに突入する!関東でもサーフなどでは釣れ始めている情報を耳にする今日この頃!決して難しく考えることはないので、釣具店などで相談しながら道具を揃え、ポイントを教えてもらい、釣って楽しい!食べて美味しい!ショアジギングに是非チャレンジしてみよう!!

© 株式会社 内外出版社