東海道新幹線の全列車に警備員

殺傷事件受け、安全対策

©一般社団法人共同通信社

 JR東海は30日、昨年6月に東海道新幹線の車内で乗客3人が殺傷された事件を受けて安全対策を進めた結果、東海道新幹線の全列車で警備員の同乗が実現したと明らかにした。途中区間だけの列車もあり、今後は東京―新大阪の全区間に同乗する態勢を目指すとしている。

 金子慎社長は会見で、昨年の事件後、乗務員全員がスマートフォンを通じて同時通話で情報を共有する仕組みの導入などを図ったと強調。今後の見通しには「警察と連携し、防犯カメラのネットワーク化も準備している」と述べた。

 乗客対象の手荷物検査には「利便性を大きく阻害する。導入できないと思っている」と否定的な見方を示した。