山下ふ頭に約4000人が来場!「横浜セントラルタウンフェスティバル“Y160”関内デビルフェスティヴォー 」リポート

テレビ神奈川(tvk)の音楽バラエティー番組「関内デビル」の野外音楽フェス「横浜セントラルタウンフェスティバル“Y160”関内デビルフェスティヴォー」が5月26日、横浜市の山下ふ頭特設ステージで開催され、番組レギュラーのDISH//(番組は北村匠海、矢部昌暉、橘柊生、泉大智が週替わりで出演)、加村真美、菊谷宏樹ディレクター扮(ふん)する大場英治に加え、lol(エルオーエル)、J☆Dee’Z、新しい学校のリーダーズが出演した。

トップバッターの新しい学校のリーダーズは、教師役に大場を迎え“先生に恋をしてしまった女子生徒の物語”を演じて「恋ゲバ」を熱唱したほか、「迷えば尊し」も披露。

続いて「関内デビル」で「アラツー応援バラエティ!エルオーYELL」のコーナーを担当するlol(エルオーエル)が登場。彼らは「hello!」「party up!!」や観客と振り付けで盛り上がる「trigger」のほか「Just go!!」「fire!」の計5曲をダンスとともに届けた。また、メンバーの佐藤友祐が観客の中に“大場マスターのそっくりさん”を発見し、全員が手を振る一幕も。

一方、J☆Dee’Zは、amiの「関内」のコールに続き、観客が「デビル」と応えるコール&レスポンスで会場の一体感をつくり出し、「Fun Time Funk!!!」「いますぐに会いたい」「あと一歩」の3曲を歌った。

中盤に差し掛かり、ライブを終えた3組に大場と加村が加わったライブトークへ。彼らは1月13日に「関内デビル ファン感謝祭~県民ホールの向こう側~」でも共演した“関内デビルファミリー”。lol(エルオーエル)の小見山直人は「また同じメンバーでできてうれしかった」と思いを伝えた。一方、新しい学校のリーダーズのSUZUKAが、大場との芝居を「透明感のある淡い青春…、いや透明感なかったな」と振り返ると、大場が「あるだろ、少しは!」と言い返し、2人の掛け合いに会場は盛り上がった。

そしてフェスはDISH//のライブへ突入。大歓声の中で登場した4人はまず「僕たちがやりました」と「I’m FISH// 」を披露。さらに、橘柊生によるコール&レスポンスに続いて「横浜VIBRATION」、北村匠海の「関内デビルにこのラブレターを送りたいと思います!」の一言と共に「スマホの中のラブレター」を歌って盛り上げた。ミディアムバラードの「猫」で一呼吸置いた後は、クイーンの「We Will Rock You」のリズムでメンバーの自己紹介。そして、“ダンスロックバンド”である彼らのメジャーデビュー曲「I Can Hear」を軽やかなステップとともに歌い上げ、会場が一つになった「JUMPer」「勝手にMY SOUL」を経てライブ初出しとなる番組のテーマ曲「おいでよ、関内デビル」で締めくくった。

ライブを間近で見た大場は「すごかったね!」とDISH//をたたえ、泉大智には「“学力テスト”の時と全然違ってかっこいいな!」と感想を伝えた。

いよいよ、フェスはエンディングへ。lol(エルオーエル)、J☆Dee’Z、新しい学校のリーダーズも再び登場し、出演者全員で大場と加村のギターに合わせて「なごり雪」を合唱した。5月末にもかかわらず選曲が「なごり雪」なのは、歌を歌うかギターを弾くかを求められた加村がギターを選んだものの、何とか弾ける楽曲が「なごり雪」だったため。演奏終了後、「めちゃくちゃシュールだったわ」と加村が言うと、大場が「あんだけDISH//で盛り上がっていたのにね。しかも姉さん(加村)Fコード弾かねえし、こんなフェスあるんですか!」と叫んだ。また、この日はなぜかDISH//を“DISH//ちゃん”と呼ぶ大場に、矢部昌暉が「いつから“ちゃん呼び”になったんですか、ずっと気になっていたんですけど…」と指摘する場面も。番組同様のやりとりに、会場からは笑い声があふれた。

ラストは大場の「関内」のコールに続き、観客が「デヴォー」と応えるコール&レスポンスで記念撮影。そして、出演者全員がマイクを使わず「ありがとうございました!」と観客に感謝の気持ち伝えてステージは幕を下ろした。海風が吹く山下ふ頭は、約2時間半にわたって“関内デビルファミリー”の熱いパフォーマンスが展開され、観客の熱い声援に包まれた。

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