【お役立ち!知っ得メモ】 vol.143 「硬水と軟水の違い①」

ミネラルウオーターでよく目にする「硬水」「軟水」。どのような違いがあるのか、アド水質分析センターに聞きました。

 

 水は、水分中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量(硬度)によって、硬水と軟水とに分けられます。
 日本では、一般的に硬度が1リットルあたり100ミリグラム以下の水を軟水、それ以上を硬水と分類しています。

 硬度は水の味にも影響を与えます。一般的に、硬度の高い水は、口に残るような独特の風味がします。一方、硬度の低すぎる水は、淡泊でサラッとしています。美味しい水の条件としては、硬度が1リットルあたり10~100ミリグラムくらいで、中でも50㍉グラム前後がまろやかな味がして、多くの人に好まれます。(次回に続く)

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