青森県知事選に立候補。新人 佐原若子(さはら わかこ)氏の経歴・政策は?

任期満了にともなう青森県知事選(5月16日告示、6月2日投開票)に、無所属で新人の佐原若子氏(65)が立候補しました。

なお、青森県知事選には現職の三村申吾氏(63)が公明党の推薦を受け、無所属で立候補しています。

青森県五所川原市出身、鶴見大学歯学部歯学科卒業。歯科医として勤務し、現在は歯科医院院長も務める

佐原氏は1953年青森県五所川原市出身、鶴見大学歯学部歯学科卒業。東京歯科大学小児歯科、清藤歯科に歯科医として勤務しました。現在は小嶋歯科医院院長を務めています。日本歯科用レーザー学会理事を歴任し、現在は青森県保健医協会理事、市民連合あおもり幹事を務めています。

佐原氏が掲げる政策とは

佐原氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。

一 基本政策

〇県民の命を守る! 新しい未来への挑戦!

〇女性が輝く政治、「困っている人」に寄り添う心温かい知事!

〇国にはノーも言い、「長いものにまかれる」政治にさようなら

二 知事選挙の3つの争点

〇国内最低ランクの長期停滞県政から、「子育て安心、老後も安心」の県政へ

〇原発・核燃推進の県政から、原発ゼロをめざし安全に責任を持つ県政へ

〇国いいなりの県政から脱却し、地方自治の本旨に基づく県政へ

三 20の重点政策

〇「青森県医療を守る条例」を制定し、全国ワーストの短命県を返上します。

〇高い国民保険料を見直し、応能負担をめざします。

〇全県で小学生の医療費無料化を実現し、高校生まで拡げる道をつけます。

〇禁煙教育、禁煙治療を支援し、無煙の青森県をつくります。

〇医科・歯科連携で、歯周病とメタボをコントロール、健康寿命の延伸につなげます。

〇子どもの貧困をなくす支援、児童育成手当条例など子育て対策をつよめます。

〇シングルマザー、ひとり親家庭と一人暮らしの高齢者を支援します。

〇若者や障害がある人の働く場所の確保と最低賃金の引き上げに取り組みます。

〇障がいのある人の人権を守り、バリアフリー整備の公共事業を増やします。

〇人権侵害で困っている人からのSOSにすぐ対応できるシステムを作ります。

〇女性差別、LGBTなど、SOGIESC(性別、性自認、性表現、性的特徴)による差別を解消し、選択的夫婦別姓や議員男女同数化をめざします。

〇未来へ持続可能な経済と社会を目ざし、青森県の農林水産業、特に家族経営の維持発展をはかり、農林水産王国に発展させます。

〇公契約条例を制定し、多くの中小零細業者を守り、地域循環型経済へ発展させます。

〇原発、核燃推進一辺倒から「原発ゼロ」をめざす県政に転換し、再生可能エネルギーの推進により、いのちとふるさとを守ります。

〇原発・核燃に対する県独自の「検証委員会」を設置し、全て情報公開します。

〇副知事・教育長は公募し、透明性の高い方法で選考します。

〇重要政策は、シンクタンクを設置し専門家の意見を聞き、県民参加で決めます。

〇情報公開を進め、いのちと暮らし、教育、地域経済を優先する県財政運営に転換します。

〇消費税増税、憲法9条改憲に反対し、国に働きかけます。

〇世界の宝!日本国憲法を県政と県民生活に活かします。

 

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