長崎県高総体 きょう開幕 32競技に1万1151人 諫早で総合開会式 リハーサル、最終調整に汗

プラカードを持って入場行進の練習をする諫早商の生徒ら=トランスコスモススタジアム長崎

 「いざ行かん 新たな時代の頂点へ」をスローガンにした第71回県高校総合体育大会は31日、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で総合開会式が行われ、8日間にわたる県内高校スポーツの祭典が幕を開ける。

 6月7日までの期間中、9市2町64会場で32競技を実施。88校から1万1151人の選手たちが、全国高校総体(インターハイ=南部九州総体)や九州大会の出場権獲得などを目指して熱戦を繰り広げる。

 総合開会式には86校から約4千人が参加予定。午後3時10分からマーチングショーが始まり、開式通告後、選手団が入場行進する。西陵の久松佳蓮生徒会長が歓迎の言葉を述べ、大村工男子ソフトボール部の山田聖副主将が選手宣誓する。

 開幕を翌日に控えた30日、中地区の生徒、教諭らが開会式会場の設営や入場行進のリハーサルなどを実施。選手たちも県内各地で最終調整に汗を流した。1月の県新人大会、4月の県春季選手権ともに準々決勝に進んだ長崎工男子バスケットボール部は夕方、西彼長与町民体育館でシュート感覚や連係プレーなどを入念に確かめた。出口恵翔主将は「“県ナンバーワンのチーム”をテーマにやってきた。精いっぱい戦えるように気持ちを整えたい」と闘志を燃やしていた。

本番に向けて最終調整に励む長崎工男子バスケットボール部の選手たち=長与町民体育館

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