今回は奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(月~金曜・ゆうがた5時58分から生放送)で大人気のコーナー「あの場所、気にナラん?」から"お麩"を使ったカフェをご紹介!火曜日MCの川田さんが取材に訪れたようです。一体どんなお店なのでしょうか?
川田さん
「さあ、噂のお麩カフェがあるという長柄駅にやってきました!」
お麩といえばお味噌汁やお吸い物に浮かんでいるような脇役というイメージがありますが、そんな概念が覆されるお店があるということで、川田さんが訪れたのは天理市福知堂町にあるお麩屋カフェ「Fuwarin」さん。
川田さん
「お麩というか、マシュマロって感じ!メルヘン!」
店内もメルヘンでとってもかわいらしい作りに。お湯に戻す前の固いお麩かと思ったら、お吸い物などに浮かぶフワッフワのイメージだったようです。そして…
川田さん
「店長さんもお麩みたいにフワフワな方なんです!」
店長の千葉知可子さんと娘さんの中川真祐美さんです。そっくり!
川田さん
「びっくりしたんですけど、お麩って和風なイメージのお店で出てくると思ったんですが、ここはちょっと違うんですね。」
千葉さん
「そうですね。お麩の"和風"のイメージを覆したくて"洋風"の感じにしてみました。」
川田さん
「"洋風"のお麩って…すみません、まったく想像できません!」
そこで、さっそく"洋風"のお麩料理を作ってもらいました。
川田さん
「わあー!まさかのダジャレですけど…いただきます、フワッフワ!言われなかったらパンみたいです!」
千葉さん
「お麩ってバターもお砂糖も何も使っていないので、パンと比べてカロリーがぐっと控えめになりますので、罪悪感なくお召し上がりいただけるんじゃないかなと。」
なぜ「お麩」専門のカフェを?
では、なぜ千葉さんはお麩専門のカフェを開こうと思ったのでしょうか?
千葉さん
「実は、敷地内にお麩工場がありまして、主人と34年前に立ち上げました。子育てが一段落したので、夢だったカフェをオープンしたんです。」
川田さん
「ここは店長の夢の空間なんですね!」
夢だったカフェを開くなら、やはりお麩の魅力を多くの人に知ってもらいたい!ということでお麩専門のカフェを開いたそう。「お麩レンチトースト」のほかにも「生麩ピザ」や「生麩入りプリン」、「生麩パフェ」など魅力的なメニューがたくさんありますよ。
生麩のコースランチって!?
隣接する工場で作られる新鮮な生麩を使ったコース料理があるとのことなのですが…生麩って田楽以外のイメージがありません。一体どんなお料理が出てくるのでしょうか!?
まずは前菜のゆず生麩・黒ゴマ生麩のカルパッチョをいただきます。
川田さん
「美味しい!生麩ってこんなにモチモチなんですね!オリーブオイルなど、ドレッシングにもとっても合う!ゆずも美味しいんですが、黒ゴマの香りがいい。」
千葉さん
「季節によって生麩の種類を変えているんですけれども、常時5種類はお出しするようにしています。」
そう、この日6品のコース料理に使われていた生麩はなんと5種類!例えば、スープの中には奈良の伝統野菜・大和まなを練り込んだ生麩が。
お醤油でいただくお刺身には、ヨモギ生麩が使われています。
そして、メインディッシュの生麩グラタンにはプレーンの生麩が!
生麩料理のレパートリーにも、そして生麩の味にもたくさんの種類があって驚かされます。
川田さん
「グラタンと言えばお麩って言ってもいいくらい、この食感が意外と合うんですね!」
千葉さん
「そうなんです、焼くことによって食感がずいぶん変わってくるんです。」
川田さん
「うーん、お腹いっぱいになったんですけど、フルコースということですから!デザートがあるんですよね!」
千葉さん
「はい、このあと生麩のデザートがございます。」
ということでいただいたのは「生麩饅頭」です。
手のひらで押し広げた生麩に餡を包んでいきます。成形したものを10分ほど蒸したら…完成!この日はプレーン生麩に抹茶あんを入れたものと、ヨモギ生麩にこしあんを入れたものをいただきました!
川田さん
「うわっ!モッチモチですね!お餅以上にモッチモチです!」
千葉さん
「蒸気たっぷり、最新の技術を使って蒸してあるので、ほかでは真似できないモチモチ感になっているんです。」
川田さん
「きょうでお麩のことが大好きになりました!」
自社工場の安心・安全なお麩を使用した料理がいただける「Fuwarin」さん。幅広いお麩の世界をみなさんにも楽しんでいただきたいです。ぜひ足を運んでみてくださいね。
※この記事は取材当時の情報です。
■住 所 天理市福知堂町149-1
■営業時間 11:30~17:00(ランチは14:00まで)
■定休日 日曜・祝日
■電 話 0743-66-2277