ドジャース・柳がまたも好投 防御率は1点台前半に

【メッツ0-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャースは両リーグベストの防御率(1.65)を誇る柳賢振(リュ・ヒョンジン)がまたしても安定感抜群の見事なピッチングを披露。7回2/3を無失点に抑えた柳からクローザーのケンリー・ジャンセンに直接継投し、メッツ打線を4安打無得点に封じて2対0で完封勝利を収めた。1回裏にマックス・マンシーのタイムリー二塁打で先制したドジャースは、8回裏にエンリケ・ヘルナンデスのタイムリーで貴重な1点を追加。柳が今季8勝目(1敗)、ジャンセンが今季16セーブ目をマークし、柳の防御率はついに1点台前半(1.48)に突入した。

15先発で7勝3敗、防御率1.97をマークした昨季から好調を維持している柳は、日本時間5月8日から3先発連続で7イニング以上を無失点に抑えるなど、今季も絶好調。前回登板で6回2失点に終わり、連続無失点は32イニングでストップしたものの、今日の試合を含めて11先発のうち7試合で7イニング以上、9試合で6イニング以上を投げ、全11試合で2失点以下に抑えるという抜群の安定感で今季の防御率は1.48となった(5月は6先発で5勝0敗、防御率0.59)。メッツ先発のジェイソン・バルガスも左腕対決となった一戦で7回6安打1失点の好投を見せたが、打線の援護がなく、今季3敗目(1勝)。メッツが得点圏に走者を進めたのは2回表と7回表の2度だけだった。

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