識者「選挙離れを助長」 県内2町村議選違反

 4月の統一地方選に絡み、県内では現職議員を含む5人が公選法違反容疑で逮捕された。新富町議選では現職町議の現金買収事件に発展。椎葉村議選を巡っては、初当選した新人が逮捕されたほか、住民28人が書類送検される事態となった。背景には激戦による焦りや罪への意識の低さがあるとみられ、識者は「公正さを揺るがす行為で、有権者の選挙離れを助長しかねない」と警鐘を鳴らす。

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