長崎バス 再び値上げ 10月、消費増税分を転嫁

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 長崎バスを運行する長崎自動車(長崎市)とグループ会社さいかい交通(西海市)は31日、路線バスの運賃改定を国に申請した。消費税増税分を価格転嫁するためで、10月から引き上げる。両社は利用者減少を理由に昨年12月にも値上げしていた。

 国は8月下旬に認可する見通し。両社は「利用する皆さまに負担をおかけするが、消費税を適正に運賃に転嫁するための改定であり、ご理解ください」としている。

 両社とも基準賃率(1キロ当たりの賃率)の上限を0.5円増の27.5円とする。初乗りは160円のまま据え置く。

 長崎自動車の平均改定率は1.102%になる見込み。長崎新地ターミナルと結ぶ区間では▽小ケ倉220円(10円増)▽道の尾260円(同)▽大串1020円(20円増)となる。1カ月の通勤定期の場合は▽小ケ倉9900円(450円増)▽道の尾1万1700円(同)▽大串4万770円(810円増)。

 空港線は長崎駅前-バイパス多良見間だけを引き上げ、490円(10円増)にする。昼間全線フリー定期券と長崎市内観光1日乗車券は変更しない。

 一方、さいかい交通の平均改定率は1.649%になる見込み。板の浦と結ぶ区間では▽太田和港430円(10円増)▽大串(下山経由)470円(同)▽桜の里ターミナル770円(同)。1カ月の通勤定期の場合、板の浦-太田和港は1万9350円(450円増)となる。