2019参院選 候補者取り下げ 共産が正式発表

 夏の参院選で、野党5党派が長崎選挙区では国民民主新人の白川鮎美氏(39)に候補者を一本化することで合意したことを受け、共産党県委員会は31日、長崎市内で会見を開き、共産からの候補者擁立取り下げを正式に発表した。
 共産から立候補を予定していた新人で県委員会政策委員長の岩永千秋氏(65)、堀江ひとみ県議らが会見。岩永氏は「白川氏の勝利を目指し、全力を尽くす」と述べ、堀江県議は「与党の議席を一つでも減らす。勝つための選挙をする」と強調した。野党共闘への共産の具体的な対応は今後協議するとした。
 同選挙区では、2期目を目指す自民現職の古賀友一郎氏(51)も立候補を予定している。

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