5校合同マーチング 人文字で「令和」 高総体開会式

息の合った演奏をしながら「令和」の人文字をつくるマーチング部隊=トランスコスモススタジアム長崎

 総合開会式に先立ち、中地区5校(諫早農、大村城南、西陵、創成館、長崎日大)が合同マーチングショーを披露。総勢167人で「令和」の人文字をつくり、新時代最初の大会を華やかに彩った。
 毎年定番のマーチングショー。一校単独で行う年が多いが、中地区開催の大会は複数校が力を合わせてスケールの大きなプログラムに仕上げている。全体練習は10日前の初顔合わせからわずか3度。観客席から「令和」の文字を見えやすくするのに苦慮しながら、限られた時間内で見事に完成させた。
 隊列を次々と組み替えながら軽やかに2曲を演奏し、会場を沸かせた。大村城南吹奏楽部の東智美部長は「選手のみんな、他校の人の熱い気持ちが伝わってきた。今までで一番の出来栄えになった自信がある」と県高総体独特の雰囲気を満喫していた。

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