最後の調査捕鯨始まる 北海道網走、IWC脱退で

ミンククジラの生息状況を調べる調査捕鯨が1日、北海道・網走沖で始まった。小型捕鯨船が6月下旬まで網走港を拠点に調査し、昨年と同じ47頭をオホーツク海で捕獲する計画。日本政府の国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退に伴い、7月から商業捕鯨に移行するため、今回が国内最後の調査捕鯨となる。1日は千葉県南房総市の捕鯨船が捕獲したクジラ1頭が、正午すぎに網走港に水揚げされた。

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