トラウト&大谷が連続アーチも… マリナーズ接戦制す

【エンゼルス3-4マリナーズ】@T-モバイル・パーク

エンゼルスのマイク・トラウトと大谷翔平に連続アーチが飛び出した一戦は、先発のマイク・リークが7回2失点と力投したマリナーズが1点差で逃げ切り、勝利を収めた。リークは3点リードの6回表にトラウトの13号ソロ、大谷の3号ソロと二者連続アーチを浴びて2点を失ったものの、7回102球を投げて失点はこの2点だけ。2点リードの8回表にリリーフ陣が1点を失い、1点差に詰め寄られたが、最後は元日本ハムのアンソニー・バースが打者4人をパーフェクトに抑える好リリーフを見せてリードを守り抜いた。リークは今季4勝目(6敗)をマーク。エンゼルス先発のタイラー・スキャッグスは7回4失点で今季5敗目(4勝)を喫した。

3回裏にディラン・ムーアがタイムリー、5回裏にトム・マーフィーが3号2ランを放ち、マリナーズが3点を先行する展開となった一戦は、6回表にエンゼルスがトラウトと大谷の連続アーチで反撃。しかし、マリナーズは7回裏にジェイ・ブルースが通算300号となる14号ソロを放ってリードを2点に広げた。8回表のエンゼルスは2つの四球で二死一・二塁のチャンスを作り、マリナーズは大谷に対して2番手のオースティン・アダムスに代えて左腕のジェシー・ビドルを投入。ここで大谷はレフト前へのタイムリーを放ち、エンゼルスが1点差に詰め寄った。しかし、その後の二死満塁のチャンスを生かせず、1点差で惜敗。大谷は2打席連続ショートゴロのあと、3号ソロとタイムリーを放ち、4打数2安打2打点の活躍だった(打率.250)。

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