横浜市の新交通システム「シーサイドライン」の新杉田駅で車両が逆走し14人が負傷した事故を受け、同市の林文子市長は2日午前、会見を開き、「市として大変申し訳なく、おわび申し上げる」と謝罪。「早期の原因究明と再発防止に取り組む」と述べた。
運行会社の「横浜シーサイドライン」(同市金沢区)は、市などが出資して設立された第三セクター。市によると、2日は始発から全線で運転を見合わせており、運転再開のめどは立っていない。市交通局と京浜急行バスが、沿線の各駅を結ぶ代替バスを約15分間隔で走らせている。
事故原因について、林市長は「国の運輸安全委員会が調査に入っている。(原因は)今のところは分からない」と話した。