二輪走行中の男性が負傷 道路に張られたホースで 相模原

 2日午前0時50分ごろ、相模原市中央区高根1丁目の市道で、ミニバイクを運転していた同市南区の男性会社員(46)の顔に、道路を横切る形で張られていた直径約1センチのホースが引っ掛かった。転倒は免れたが、男性は顔面などに全治2週間の軽傷を負い、相模原署が殺人未遂事件として調べている。

 署によると、ホースは空気を送るもので、道路脇の自動車整備会社が所有。店舗の高さ約3メートルに設置された巻き取り式で、そこから幅員6メートルの市道の反対側まで引き出され、標識柱の高さ70センチの位置に結びつけられていた。

 男性の額付近に引っ掛かったが低速走行だった上、男性が直後にブレーキをかけたため、転倒はしなかったという。

 現場はJR淵野辺駅から南東に約1キロ離れた、店舗や会社も点在する住宅街の一角。

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