橘中生徒が着付け挑戦 着物文化普及へ講習会

講師から浴衣の帯の締め方を学ぶ生徒ら=長崎市立橘中

 NPO法人和装教育国民推進会議県支部(永尾聖詞支部長)は5月30日、長崎市かき道4丁目の市立橘中(中田富士男校長、482人)で、浴衣の着付け講習会を開いた。
 着物文化の普及を目指し、同支部が長崎市近郊の中学校で毎年実施している。
 橘中では、2年生約140人が技術・家庭科の授業の一環として受講。10人の講師が浴衣の着方や帯の締め方、たたみ方などを指導した。
 生徒は笑顔を見せながら浴衣に袖を通した。林田みなみさん(13)は「帯を締めるのが一番難しかった。友達と夏祭りに行くときに着てみたい」と話した。

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