Dバックス延長11回サヨナラ勝ち 平野が今季2勝目

【メッツ5-6xダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

ダイヤモンドバックスは、5対5の同点で迎えた延長11回表を5番手の平野佳寿が無失点に抑え、その裏に一死二・三塁のチャンスを作ってティム・ロカストロがセンターへのサヨナラタイムリー。6対5でメッツを破り、本拠地チェイス・フィールドでの3連戦の対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。先発のザック・グレインキーが4回4失点で降板するも、2番手のザック・ゴッドリーが4回1失点と粘投し、4点ビハインドの8回裏にアダム・ジョーンズの12号2ランなどで4点を奪って同点に追い付いたダイヤモンドバックス。グレッグ・ホランド、ヨアン・ロペス、平野のリリーフ陣が各1イニングを無失点に抑える好投を見せ、平野は今季2勝目(3敗)をマークした。

先発のグレインキーが初回にピート・アロンゾのタイムリー二塁打で1点、4回表にはトッド・フレイジャーの4号2ランとトマス・ニドーのタイムリーで3点を失い、4点を追う展開となったダイヤモンドバックスは、メッツ先発のジェイコブ・デグロムから7回裏にイルデマーロ・バルガスの内野安打に相手のミスが絡んで1点を返すのが精一杯。8回表にはドミニク・スミスに3号ソロを浴び、再び4点差とされたものの、8回裏にメッツのリリーフ陣を攻め、ケテル・マーテイのタイムリー、エドゥアルド・エスコバーの犠牲フライ、ジョーンズの12号2ランで4点を奪って一気に同点とした。そして、延長11回裏には新人ケビン・クロンの二塁打をきっかけにチャンスを作り、ロカストロの一打でサヨナラ勝ち。メッツはデグロムが7回途中1失点と好投するも、リリーフ陣が誤算だった。

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