ツインズ・オドリッジが8勝目 防御率は1点台に突入!

【ツインズ9-7レイズ】@トロピカーナ・フィールド

今季好調のジェイク・オドリッジ(ツインズ)がレイズ打線を相手に6回3安打無失点の快投を見せ、今季8勝目(2敗)をマークした。初回に3つの三振を奪ったオドリッジは、2回以降も安定したピッチングを継続し、得点圏に走者を背負ったのは先頭の崔志萬(チェ・ジマン)に二塁打を許した2回裏だけ。この2回裏も、送りバントで一死三塁となったあと、ケビン・キアマイアーをセカンドゴロ、マイク・ズニーノを空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。6回108球を投げて被安打3、奪三振9、与死球1、無失点という安定した内容で、直近7先発のうち6度が無失点という驚異の安定感。試合前に2.16だった防御率は、ついに1点台(1.96)に突入した。

オドリッジが好投を続けるなか、ツインズ打線はレイズ先発のライアン・ヤーブローに2ケタ安打を浴びせ、3回表一死二・三塁からミッチ・ガーバーのタイムリーとホルヘ・ポランコの犠牲フライで2点を先制。4回表にはミゲル・サノーのタイムリー二塁打で1点、5回表にはポランコのタイムリーとC.J.クロンの3点タイムリー二塁打で4点を追加し、5回終了時点で7点のリードを奪った。オドリッジ降板直後の7回裏にリリーフ陣が一挙5点を失ったものの、8回表にジョナサン・スコープがダメ押しの11号2ラン。その後、8回裏に4番手のブレイク・パーカーがクリスチャン・アローヨに2号2ランを浴び、再び2点差に詰め寄られたが、最終回を5番手のテイラー・ロジャースが三者三振に抑え、9対7で逃げ切った。

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