“小梅”大路恵美が“チイ兄ちゃん”と「集団左遷!!」で再会

TBS系連続ドラマ「集団左遷!!」(日曜午後9:00)は、6月2日放送の第7話から物語が第2章に突入。9日放送・第8話には主人公・片岡洋役の福山雅治と1990年代の大ヒットドラマ「ひとつ屋根の下」(フジテレビ系)シリーズで兄妹役を演じた女優の大路恵美がゲスト出演する。大路は「短いシーンでしたが、とても楽しめました。福山さんと共演するのは『めぐり逢い』(98年/同系)以来21年ぶりですが、私にとっては今も変わらず“チイ兄ちゃん”です。撮影中も『チイ兄ちゃん!』とずっと呼んでいました。話しても話しても会話が尽きず、今でも兄と妹のままでした。福山さんは人間力がさらに増していてすてきでした」と再会を喜んでいる。大路は片岡の天敵・横山輝生(三上博史)専務と深い関わりを持つ、日本橋支店長の金村勇二(川原和久)の妻役を演じる。

ドラマは江波戸哲夫氏の同名小説を原作に、廃店が決まっているメガバンク「三友銀行」蒲田支店の支店長になった片岡らリストラ寸前の銀行マンたちが、組織の理不尽に立ち向かう“下剋上”を描くストーリー。第2章は蒲田支店が廃店となり、本部の融資部へ異動となった片岡を待ち受ける巨大な試練が描かれ、専務に出世した横山とのバトルが「三友銀行」全体を巻き込んだ大スキャンダルへと発展していく。

第8話では融資部に異動した片岡が新たにリストアップされた廃店一覧表を手にし、元蒲田支店の面々の動向を気にかける一方で、日本橋支店を巡る横山の動きに不穏な空気を感じる。そんな中、上司の隅田勝(別所哲也)から上場を控える「レジーナホームズ」の不正融資の調査を極秘で命じられた片岡は、日本橋支店の真山徹(香川照之)と連絡を取り、動き始める。

大路と久々の共演を果たした福山は「僕にとっても大路さんは変わらず“小梅”です。久しぶりにお会いしましたが、撮影現場では懐かしいいろいろな話をすることができて、うれしかったです。相変わらず守ってあげたくなる存在で、『小梅は変わらないな』と思いました。二十数年たった今でも、あの時流れていた時間は、僕にとってとても大切なものだと感じました」と感激の再会となったようで、「大路さんとの共演シーンをはじめ、本部へと舞台を移した第2章『集団左遷!!』、ぜひお楽しみください」と訴えている。

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