日よけネットで園児の熱中症防ぐ 岡山や倉敷の保育園で設置

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日よけネットが張られた園庭で元気いっぱい遊ぶ園児たち=富田保育園

 三輪車にまたがり、走り回る子どもたち。頭上には、大きな薄手の黒いネットが広がり、涼しげな日陰をつくり出している。

 富田保育園(岡山市北区富田)では、5月末から日よけネット(長さ10メートル、幅3メートル)4枚を園舎の2階からロープで張り、園庭を覆っている。厳しい暑さによる熱中症を防ぐためだ。

 「外遊びは子どもの発育にとって大切。直射日光を遮るだけでも暑さの体感は全然違う」と本屋亮一園長(40)。近年、同様に日よけネットを張る保育園は増えているといい、からたち保育園(同奥田南町)や小谷かなりや保育園(倉敷市福井)も設置している。

 気象庁によると、昨年は岡山市中心部で最高気温が35度以上の猛暑日が30日あり、観測史上最多タイを記録した。子どもたちが伸び伸びと遊べるよう、あの手この手の暑さ対策が今夏も進みそうだ。