松本潤が北海道の歴史に欠かせない人物を熱演! 主演ドラマ「永遠のニシパ」

NHK総合で6月7日、北海道150年記念ドラマ「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」(午後7:30、北海道ローカル ※全国放送は7月15日午後7:30、BS4Kでも別途放送予定)が放送される。松本潤が、幕末の蝦夷(えぞ)地を調査し、北海道の命名者となった実在の人物・松浦武四郎を演じる。

同ドラマは、ペリーの黒船来航、ロシアの国境画定要求など、江戸幕府が海外列強から開国を迫られ、未曽有の危機にあった時代が舞台。武四郎は「蝦夷地をロシアから守らねばならない」と決意し、調査に入る。アイヌの人々の案内で蝦夷地調査を行う中、武四郎はアイヌ文化の豊かさや人々の優しさに共感していく。しかし、やがて、蝦夷地を経営する松前藩の、アイヌに対する搾取略奪の実態も目の当たりにするようになる。

そうした中、武四郎はアイヌの女性・リセ(深田恭子)と出会う。彼女は美しく、気高く、家族を守っているが、多くを語らない過去のいきさつがあり、愁いを帯びた瞳が印象的だった。

武四郎は江戸に帰り、蝦夷地図を出版すると、アイヌが搾取されている実態も厳しく告発。これに激怒した松前藩は、武四郎の命を奪おうと刺客を放つ。命からがら追われながらも、武四郎は幕府に雇われ、再び蝦夷地を調査することになる。ロシアの南下を防ぐため、武四郎に白羽の矢が立ったのだった…。

脚本は大石静氏、音楽は梶浦由記氏、語りは歌手の中島みゆき。出演は松本、深田、宇梶剛士、小日向文世、江口洋介ほか。

なお、北海道先行放送を記念し、ロケ写真パネルや衣装などを並べた特別展が札幌駅1階東コンコースで6月3~7日まで開催中。観覧無料。開放時間は午前5:00~深夜0:00、最終日は午後10:00で終了。

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