日本、また韓国に負ける…韓国メディアはどう報じたのか

久保建英や安部裕葵といった主軸を招集せずに、U-20ワールドカップに挑んだU-20日本代表。

グループステージを2位で突破し、決勝トーナメント1回戦で韓国と対戦した。日本はVARで得点が取り消される場面もあり、0-1で敗戦。準々決勝を前に涙を呑むことになった。

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日本は昨年のアジア大会決勝でも韓国に敗れている。今回の日韓戦を韓国側はどう伝えたのか。

『SportsQ+』

「韓国は前半を完全に支配されたものの、後半に入るとチョン・チョンヨン監督の戦術変更が功を奏して、日本を撃沈させた。

前半を持ちこたえた韓国は後半に中盤の人数を増やして流れを変えた。指揮官の戦術変更と選手交代が輝いた。

韓国は5-3-2のフォーメーションだったが、4-4-2の日本に中盤の戦いで押される。

後半開始と同時に指揮官は4-4-2にシステムを変更。日本にゴールを許すも、VARで取り消され、胸を撫で下ろす。

その後は中盤の数を合わせた韓国の攻撃が継続。日本が再び勢いを上げるも、GKのセーブで失点の危機を回避する。

それ以降は両チームともに疲れてスペースができたが、韓国は隙を逃さず。

後半38分、ボールカットからオ・セフンが2試合連続ゴールを決めた。

直後に指揮官は選手交代で中盤を強化して最後までリードを守った」

『MSN』

「チョン・チョンヨン監督の戦術が後半に輝きをみせた。

指揮官は今大会では前半と後半で完全に異なる姿を見せてきた。

この日は前半苦しむも、後半に選手交代と戦術変更で好転させた。

前半は日本ペースでパスサッカーに揺さぶられ、守備の負担が大きかった。

ハーフタイムに選手を交代し、後半からは5-3-2を4-4-2に変更。

その効果は明らかで、サイドの人数が増えて、日本のビルドアップを遮断した。

ポゼッションでも後半は韓国が逆転。後半18分には突破力を増す交代枠を切り、守備ラインを上げて日本を押し込む。

後半の半ば以降は守備の集中力が崩れ、ゴールを奪われるもVARに救われる。

その後、日本の弱点を狙った長身FWオ・セフンが決勝ゴール。

その後は安定感を増すために3人目のカードを切り、韓国の勝利で終了した。

チョン・チョンヨン監督は今大会で戦術変更の能力を見せており、準々決勝進出の素晴らしい成果を成し遂げた」

前半は完全に日本ペースだったが、後半の戦術変更と選手交代がハマったという評価で一致しているようだ。

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また、「日本メディアも韓国戦敗北に悔しさを隠さず」という報道も…。

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