神の手と12人目の選手が消える!Jでも8月から適用新ルールとは!?

国際サッカー評議会(IFAB)が毎年6月に実施するルール改正が、国内では同月の代表戦(キリンチャレンジカップ)で適用される。この試合を前に、メディア向けに説明会が行われた。

サッカーのルールを決める国際機関、国際サッカー評議会(IFAB)が毎年6月に実施するルール改正への対応に向けて、日本サッカー協会が本格的に動き出した。国内では同月のキリンチャレンジカップで初めて適用される。Jリーグでは8月からの適用となる予定だ。

サッカーファンやアマチュアの間でも関心は高い

かなり細かい部分の改正が多く、選手は対応に苦慮しそうだ。一方で、グレーゾーンが解消されたり審判が守られたりするといった点で、良いルール改正とも言える。詳細は日本サッカー協会公式HPの競技規則ページ(以下にリンクあり)を参照していただきたいが、特に注目すべき改正点を以下に簡単にまとめた。

・ボールが手に当たった場合、これまで基準とされてきた「故意か否か」にかかわらずハンドになる可能性がある

・審判に当たってゴールインした場合や攻守が入れ替わった場合はドロップボール

・フリーキックの壁に相手選手は入ってはいけない

・ゴールキックはペナルティエリアから出なくてもインプレー

・交代で退く選手は最も近いタッチラインかゴールラインからピッチの外に出る

など

特にハンドに関しては劇的な改正と言えるかもしれない。これまで数々の物議を醸してきたハンドリングの判定だが、ある程度基準が明確化されたことで、選手にとっても審判にとってもやりやすくなるだろう。その他の改正も含めて今後のサッカーにどのように影響するのか、注意深く見ていきたいところだ。

競技規則 | 日本サッカー協会

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