要潤が初映像化「ブルーマーダー」で青い仮面の連続殺人鬼に!

フジテレビ系の連続ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(木曜午後10:00)6月13、20日放送の第10話と最終話に要潤が出演する。今回が初の映像化となる長編「ブルーマーダー」で、要は青い仮面の連続殺人鬼“ブルーマーダー”を演じる。

同作は作家・誉田哲也氏による「姫川玲子シリーズ」を連ドラ化したもので、13日、20日は女刑事・姫川玲子(二階堂ふみ)が、最後の捜査に挑むエピソード「ブルーマーダー」を2週にわたって放送する。前エピソード「インビジブルレイン」は一応の解決をみたが、事件に関わった一連の刑事たちは人事異動を余儀なくされ、それに伴い姫川班も解体。姫川は池袋東署で第二の刑事人生を歩み出す。「ブルーマーダー」は、そんな池袋の貸しビル内で一人の男が遺体となって発見されることから始まる猟奇的なサスペンスストーリーだ。

殺されたのは暴力団組織「秋庭組」組長の河村丈治。銃創、刺創ともに見当たらず致命傷になる出血もない一方で、内臓は破裂し27箇所もの骨折があった。聞き込み捜査を続けるうちに容疑者として浮上してきたのは、“ブルーマーダー”と呼ばれる謎の男。“ブルーマーダー”の名はすでに池袋界隈(かいわい)でとどろいており、行方不明になっている裏社会の人間は何十人もいるという。姫川はほかの事件との関連性も含めて捜査を進めていく。

激しい銃撃戦やアクションシーンも満載となるエピソードに要は「かつて『仮面ライダーアギト』で仮面をつけた正義の味方をやっていたので、そっちのアクションはできるんですが、今回は悪い人のアクションですから。人を傷つけるアクションというのはとても心が痛む感覚でしたが、最後まで頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

ドラマの見どころについては「白黒をハッキリさせて、警察が悪い人を捕まえるのはオーソドックスですが、この作品は犯罪者の気持ちに寄り添ったり、むしろ刑事の方が犯罪者の気持ちを上回ってしまったりと、全く新しいタイプの描き方をしています。現代的で、今の時代だからこそ成立する内容。原作ファンの期待を裏切りませんし、原作を知らない人も楽しめるサスペンスドラマになっている」とアピールしている。

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