ファン・ダイク、「バロンドール級」だったCL決勝での“鬼対応”がこれ

CL決勝でトッテナムを退け、6度目となる欧州王座に輝いたリヴァプール。

同国対決ということもあり、試合内容に関しては“期待外れ”だったかもしれない。また押し込まれる場面もあったが、鉄壁の守備は最後まで崩れることはなかった。

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その中心にいたのはもちろんオランダ代表DFフィルヒル・ファン・ダイク。特に驚かされたのは何と言ってもこの場面だろう。

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この試合でスパーズは病み上がりのエース、ハリー・ケインを先発で起用したが不調。チームの攻撃は機能せず、半ばソン・フンミンの個人技だけが得点の雰囲気を漂わせていた。

この場面でもソンはボールを受けると、相手の中央へ迷わず仕掛け一気にゴールへと突き進む。しかし一度は離されたかに見えたファン・ダイクが疾風のごとく現れ、事なきを得たのである。

改めて映像を確認すると、最初の段階でファン・ダイクはあえて飛び込まず、ソンにドリブルをさせているようにも見える。

コースを限定する意図があったのかもしれないがもちろんリスクを伴う選択だ。しかしそれだけスピードに自信があったということだろう。

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ファン・ダイクは今季の八面六臂の働きにより、2006年のファビオ・カンナバーロ以来となるDFでのバロンドール受賞を期待されている。CL制覇、そしてこのプレーはその最後の後押しになるだろうか。

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