【MLB】大谷翔平、6連発含む9本の柵越え 2戦連発へ監督も期待「調子を取り戻し始めてる」

試合前に打撃練習を行ったエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】

「3番・DH」で2戦連続スタメン、試合のフリー打撃では33スイングで9本の柵越え

■エンゼルス – アスレチックス(日本時間6日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地アスレチックス戦(同午前11時7分開始)に「3番・DH」で2試合連続スタメン出場する。2試合連続本塁打への期待がかかる中、ブラッド・オースマス監督は試合前に「彼は調子を取り戻し始めている」と、確かな手応えを示している。

 大谷は4日(同5日)の同戦で、6回の第3打席にアスレチックス先発のモンタスの95.5マイル(約154キロ)のツーシームを捉え、バックスクリーン左へ飛び込む4号2ランをマーク。初回にも中前打を放ち、今季7度目のマルチ安打をマークした。

 一夜明けたこの日は、フリー打撃では33スイングで6連発を含む9本の柵越えと快音を連発。今季初の2試合連続ホームランに期待がかかる。

 オースマス監督は試合前の会見で、前日のホームランが大谷にとって次に繋がるステップになるかと聞かれ「ここ5日間くらいで本塁打を2本見られたことは良かった」と笑顔。大谷は5月31日(同1日)の敵地マリナーズ戦でもホームランを打っており、4試合で2本塁打をマークしている。

「もちろん試合の結果が最も重要だが、(2カード前の)オークランドの打撃練習から、明らかな違いが見られた。飛距離やスイングを見ても、彼が調子を取り戻し始めていることが分かった」

 大谷の状態は上向きだと指揮官は手応えを示す。2日連続の「ビッグフライ」が飛び出すか、注目が集まる。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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