NHK杯県高校野球 創成館×九州文化学園、長総大付×佐世保実 4強

 第67回NHK杯県高校野球大会第3日は5日、長崎市の県営ビッグNスタジアムなどで準々決勝4試合が行われ、長崎、中、佐世保の各地区予選を制してきた長崎総合科学大付、創成館、九州文化学園の3校と佐世保実が準決勝に進んだ。

 長崎総合科学大付は中盤以降に小刻みに得点。エース徳留の9奪三振の力投もあり、長崎南山に4-2で逆転勝ちした。創成館は高橋、坂口の継投で海星打線を2安打シャットアウト。四回に高橋の適時打で挙げた1点を守り抜き、1-0で競り勝った。

 九州文化学園は初回に一挙4点を奪うなど四回までに11安打10得点。先発山科も好投して、島原工を10-0の五回コールドで退けた。佐世保実は丹羽、織田の一発をはじめ、先発全員の14安打を記録。春の県大会優勝校の長崎商を12-0の七回コールドで破った。

 第4日は8日、ビッグNで創成館-九州文化学園(10時30分)、長崎総合科学大付-佐世保実(13時)の準決勝2試合を実施する。

© 株式会社長崎新聞社