第71回長崎県高校総合体育大会　第5日

　県高校総合体育大会第5日は5日、長崎市営ラグビー・サッカー場でラグビーの準決勝が行われ、長崎北陽台と長崎南山が決勝（7日11時・市総合運動公園かきどまり陸上競技場）に進んだ。両校の決勝対決は3年連続12度目で、過去の対戦成績は長崎北陽台の6勝5敗。
　長崎北陽台－諫早農は、長崎北陽台が前後半計18トライの猛攻。前半1分、ロック亀井が縦に突破して先制トライ（ゴール）を奪うと、その後もターンオーバーからの速攻などを仕掛け続け、WTB山田、黒田、フランカー大町尚、プロップ田中翔、白澤、楳原らが次々にゴールに飛び込んだ。諫早農も懸命のディフェンスで応戦したが、長崎北陽台が124-0で快勝した。
　海星－長崎南山は、長崎南山が相手のハンドリングミスなどで得た好機を逃さずに得点につなげた。前半1分、プロップ河口のトライ（ゴール）で先制すると、2点差に迫られた5分から、ナンバー8山口、SH並川、CTB本多が3連続トライ。後半も3トライを追加して突き放した。海星もFW戦、オープン展開から計4トライを返したが、長崎南山が56-24で粘る海星を退けた。
　第6日は6日、諫早市の県立総合運動公園補助競技場でサッカーの準決勝、鎮西学院－創成館（11時）、諫早商－長崎日大（13時）の2試合を実施する。