フェスティバル/トーキョー 新ロゴデザインを発表 アートディレクターはAllright Graphicsの髙田唯氏

2019年6月6日(木)
フェスティバル/トーキョー実行員会事務局

人と都市から始まる舞台芸術祭 フェスティバル/トーキョー
新ロゴデザインを発表
アートディレクターはAllright Graphicsの髙田唯氏

フェスティバル/トーキョー(以下F/T)は、新しいロゴデザインを発表いたしました。2009年より開催している当舞台芸術祭は、10年目の2018年よりディレクターが交代し、ディレクター長島確、共同ディレクター河合千佳の下、社会における芸術の新たな可能性を追究しています。

新体制への移行が完了する本年、「人と都市から始まる舞台芸術祭」であるF/Tのコンセプトをより強く発信していくため、アートディレクターにAllright Graphicsの髙田唯氏を迎え、ロゴデザインを一新いたしました。
新ロゴマークは、芳賀あきな氏のイラストレーションを用い、人でしか生み出すことのできない舞台芸術や、人と都市の関係の中で立ち上がる幸福な時間(フェスティバル)を表しています。

デザインのフィールドに留まらない多様な活動を通じて、人と都市の新しい関係を表現する髙田唯氏のアートディレクションにより、F/Tのコミュニケーション・デザインを構築していきます。

■アートディレクター・メッセージ
F/Tロゴデザインは、ブランドを保つための強固なロゴ作りの方法とはすこし違うアプローチで新たなステージに存在させたいと思い、視野を広げ未来を想像することから思考をスタートさせました。舞台芸術の、その時その場にいなければ感じられないものを表現することに挑戦しようと検討を重ね、その時の身体から生みだされる形、線によって形成することが重要だと考え「何かにしがみつくことのない、動きのある、変化を受け入れられる流動性のあるロゴ」をイラストレーターの芳賀あきなさんと一緒につくりあげました。F/T事務局の方々と話を交わすたびに彼らの柔軟さと意見に助けられ、さらに意味の深いものになったと感じています。

■髙田 唯 Yui Takada プロフィール
アートディレクター、グラフィックデザイナー。1980年生まれ。桑沢デザイン研究所卒。2006年Allright Graphics設立に参加。2007年活版印刷工房Allright Printingを発足。同年PAPIER LABO.にディレクターとして参加。東京造形大学准教授。

■フェスティバル/トーキョー19開催概要

名 称: フェスティバル/トーキョー19 Festival/Tokyo 2019
会 期: 令和元年(2019年)10月5日(土)~11月10日(日)(予定) 37日間
会 場: 東京芸術劇場、あうるすぽっと、シアターグリーン ほか
※内容は変更になる可能性がございます。

フェスティバル/トーキョー(以下F/T)は、同時代の舞台芸術の魅力を多角的に発信し、社会における芸術の新たな可能性を追究する都市型フェスティバルです。2009年の開始以来、国内外の先鋭的なアーティストによる演劇、ダンス、音楽、美術、映像等のプログラムを東京・池袋エリアを拠点に実施。305作品、2221公演を上演、69万人を超える観客・参加者が集いました。F/Tでしか出会えない国際共同製作をはじめ、劇場やまちなかでの上演、世界各地の新しい波の紹介、市民参加型の作品など、多彩な体験の場を生み出しています。2016年からは東京芸術祭の一部として、幸福な出会いに満ちた、よりジャンル横断的な創作を紹介することに集中し、都市でこそ可能な創造と祝祭のかたちを追究しています。

■主催:フェスティバル/トーキョー実行委員会
豊島区/公益財団法人としま未来文化財団/NPO法人アートネットワーク・ジャパン、
東京芸術祭実行委員会〔豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、フェスティバル/トーキョー実行委員会、東京芸術劇場・アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)〕

「トランスフィールド from アジア」共催:国際交流基金アジアセンター

令和元年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業(豊島区国際アート・カルチャー都市推進事業)
フェスティバル/トーキョー19は東京芸術祭2019の一環として開催いたします。
フェスティバル/トーキョー19は東アジア文化都市2019豊島と連携して開催いたします。