「彼女は魔性なんかじゃない」 涙と笑いなしでは読めない山里亮太の蒼井優への男気 結婚記者会見まとめ

会見後のラジオも大盛り上がりでした(画像はTBSラジオ『JUNK 山里亮太の不毛な議論』より)

6月5日に都内のホテルで開かれた南海キャンディーズの山里亮太さん(42)と蒼井優さん(33)の結婚報告会見。会見には2人のキューピッドである相方のしずちゃんも応援に駆けつけ、終始爆笑が起こるなごやかな会見となっていました。

会見を観ていて印象的だったのは蒼井さんのとても幸せそうな笑顔。山里さんの一言一句にニコニコされていたものの、山里さんが自虐トークを始めると神妙な顔で首を振りながら否定する仕草を見せるなど、本当に山里さんのことを好きなことが伝わってきました。その一方で「恋多き女優と言われてきましたが…」という報道陣からの痛いツッコミからも逃げない姿勢を見せていたことが、さすがの芯の強さを感じさせました。

そんな中、山里さんは報道陣から男性遍歴のツッコミを受ける蒼井さんをしっかり守る態度を死守。角が立たないように笑顔で言葉を選びながらも「『魔性』って単語を使ってるけど、僕はそんな人間じゃないということを一緒にいてずっと見てた」とキッパリ話し、蒼井さんの目を潤ませる場面も。

観た人みんなが絶賛する“伝説の結婚会見”となった今回の会見にて、2人はどんなことを語ったのか? レポートしたいと思います。

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まず山里さんは冒頭、会見を開いた理由について「いつも一緒にお世話になっているマスコミの方々に正式な形でですね、お伝えして、これからの2人を皆さんにも応援して頂きたいという意味もありまして、こういう形を取らせて頂きました」と、メディアへの恩返し的な意味合いをこめて会見を開いたと説明。

さらに「2人がなぜこのようにお付き合いをさせて頂いて結婚に至ったのか…。世の中の方々は本当に不思議だと思ってます。今日も朝からテレビで色んな番組でですね、街中でレポートしてですね、『なんであんな奴が蒼井優と結婚できるんだ』というコメントばかりを集めたテレビばかり観てですね、本当にその通りだと思いまして」と安定の自虐ギャグを繰り広げていました。

その後、2人を結びつけてくれたのはしずちゃんだと説明したところで、ご本人登場。しずちゃんは山里さんの胸にパンチをお見舞いし、報道陣や蒼井さんを爆笑させる場面も。その後、しずちゃんはずっと2人の横に座り、2人のトークを時にフォロー、時に涙を浮かべるなどしながら見守っていました。

「結婚をしようと決めた最大の理由」を質問された蒼井さんは「一緒にいてしんどいくらい笑わせてくれたり、あと人に対しての感動する事と許せない事のラインが一緒だったり、あと金銭感覚が似ている事と、あと冷蔵庫をちゃんとすぐ閉めるとか…」とマイペースに回答。それを横で聞いていた山里さんが冷蔵庫を閉めることしか思い浮かばないのか的なツッコミを入れると、慌てて「優しい!」を付け加えるなど、まるで夫婦漫才のような微笑ましいやり取りがありました。

告白したのは山里さんからとのことで、しずちゃんから蒼井さんが山里さんに好印象を抱いていることを聞いて自信をつけ「蒼井さん、僕と付き合ってみます?」とアタックしたとのこと。蒼井さんは「はい」と頷いてくれたそうで、山里さんはその時のことを「めっちゃ嬉しかったです。夢かと思いました」としみじみ語られていました。

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また「恋多き女優という風にね、思って私たちは取材をさせて頂きましたけれど、その方が選んだ人が山里さんというところで、一番の決め手は?」と質問を受けた蒼井さんは「私を好きになってくれる男気です」と表現。山里さんが「え? 好きになるのってそんなに覚悟必要な人だったっけ?」と驚く中、蒼井さんは「一方的に私が好きになったとしても、なんかもう、言って頂かないと前に進めないので…。なんか、こう、ね。色々、アレですけど…」と苦笑しながら「『それでもいい』と言ってくださって本当にありがたい」と、過去の自分の男性遍歴を知りながら丸ごと受け入れてくれた山里さんの男気や懐の深さに感謝している、というような趣旨のことをまっすぐ前を向きながら神妙な顔で語られていました。

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その後も報道陣から“蒼井優という芸能界一のモテ女優を独り占めにした”ということについての質問が飛ぶと、山里さんは「よくやっぱ、心配されますよね。皆さんからさっきから出ている単語もあるじゃないですか。そういうのでみんな心配するんですけど、いっさい心配していないです!」と穏やかなトーンながらも取材陣をしっかり牽制。

「皆さんの目の前にいる蒼井さんと違う蒼井さんを僕は見せて頂いていると思うんで。本当に純粋で、楽しい時には笑って、おいしいもの食べてる時は本当にコロコロ笑って。泣きたい時はすごく泣くという…」と蒼井さんの素の姿の良さを熱弁。

さらに「なんかみんなが思い描くのって、ちょっとなんか違うでしょ? あの、“魔性”って単語を使ってるけど、僕はそんな人間じゃないっていうのを一緒にいてずっと見てたんで。皆さんが思う“魔性”から発生する心配というのは一切ございません」と蒼井さんをしっかり守り、蒼井さんはそれを横で静かに聞きながら目を潤ませ、山里さんが話終わると深く一礼されていました。その流れで「浮気の心配はないですか?」と聞かれた蒼井さんが「無いです」と真っ直ぐな瞳で即答されていたのも印象的でした。

そして最後、フォトセッションが終わって2人から最後の挨拶という場面になった際、蒼井さんは「先ほど、山里さんのどこが結婚の決め手になったかと言われた時に、一番大事なことを言うのを忘れていまして…」と前置いた上で、

「私は山里さんの仕事に対する姿勢を本当に尊敬しています。なんで山里さんと生涯を共にできたらと思ったかと言うと、私も基本的に怠け者なんですけど、仕事に入るとなったらとことんやってしまうんです。山里さんを見ていると、それで間違ってないんだなって思わせてくれるので、とても勇気が湧きます」

と発言。さらに、

「とはいえ、私よりも山里さんの方がきっと仕事がないと生きていけない方だと思うので。これから自分がやれる限りのことは、頂いたお仕事は精一杯やりまして。できる限り亮太さんを支えたいと思います」

と宣言されていました。その言葉を受け、山里さんは嬉しそうに、

「この最高で楽しい世界で生きていけるように全力で頑張って。今、優さんが言ってくれたみたいに、仕事に全力で打ち込んでいる姿を好きと言ってくれた優さんのために、その姿が一生見せられるようにですね、これからも頑張っていきます」

と決意表明されていました。
2人の強い絆がしっかり伝わってきた今回の会見、大変良いものを見せていただきました。末永くお幸せに!(文◎小池ロンポワン)

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