長崎県雲仙市小浜町の小浜温泉街で、街路樹のジャカランダが見ごろを迎え、湯けむりのまちに紫の彩りを添えている。見ごろは中旬まで続く見込み。
ジャカランダは南米原産の花木で、同温泉街の国道沿いに約500本が植えられている。浜観ホテル前にある約10メートルの木には、5月下旬ごろから花芽が付き始めたという。
福岡市から夫婦で訪れた男性(72)は「何度か見に来ているが、今年は特にきれい」と目を細めた。午後7時からはライトアップを開催中。16日には「ジャカランダフェスタ」があり、温泉街の各店頭で苗木や物販を予定している。開花状況は同温泉観光協会のホームページで確認できる。