暴力団員の身分隠し、生活保護費340万円不正受給

神奈川県警本部

 生活保護費を不正受給したとして、県警暴力団対策課と大和署は6日、詐欺などの疑いで、指定暴力団山口組系組員で、自称会社役員の男(49)=相模原市中央区すすきの町=を逮捕した。

 逮捕容疑は、2016年11月2日~今年4月25日、暴力団排除条項の規定で支給対象から除外される暴力団員の身分を隠し、同市から生活保護費計約340万円をだまし取った、としている。

 同課によると、同容疑者は「暴力団は既に抜けている」と供述、容疑を否認している。今年3月、同市から同容疑者について暴力団員かどうかの照会があり、捜査していた。

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