丸山穂高議員糾弾決議「ふに落ちない」 小泉進次郎氏棄権

小泉進次郎氏

 衆院本会議で全会一致で可決された丸山穂高衆院議員に対する糾弾決議で、自民党の小泉進次郎氏(11区)が採決を棄権した。本会議後、記者団に「国会が裁くことは次元が違う。みんなで糾弾するのは、ふに落ちなかった」と述べた。

 小泉氏は「丸山氏の言動でかばえるものは何もないが、議員の出処進退は一人一人が判断すべきこと」と指摘。その上で「辞めなかったときにどうするか判断するのは選挙だ。それが有権者に与えられた民主主義という力だ」と述べ、国民の代表を選ぶ一票の重さを考える契機にすべきとの認識を示した。

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