6回2失点の好投に「集中して投げることができました」
■西武 – 広島(交流戦・6日・メットライフ)
西武の郭俊麟投手が6日の広島戦(メットライフ)で今シーズン初登板初先発。6回3安打2失点の好投を見せ勝利投手の権利を持って降板した。
今シーズン初登板となった郭俊麟。「力んでしまってバランスが良くなかった」という立ち上がりには、先頭の野間にいきなり中安を浴びると自らのワイルドピッチで先制点を献上し、西川の犠飛でさらに追加点を許した。
しかし、2回からは立ち直り、広島打線をシャットアウト。5回には2死満塁のピンチを背負ったが、好調のバティスタから見逃し三振を奪い、マウンド上でガッツポーズ。窮地を脱した。
郭俊麟の好投に打線が応え、6回まで5本塁打含む14安打9得点と大爆発で援護。今季初勝利の権利を手にした右腕は「2回以降は気持ちを切り替えていい結果につながったのがよかった」と振り返り、「満塁の場面は長打に注意して集中して投げることができました」と胸を張った。(安藤かなみ / Kanami Ando)