神奈川県内各地で真夏日となった6日、体育祭の行われた相模原市の高校や横浜市の中学校で、生徒たちが相次いで熱中症とみられる体調不良を訴え、病院に搬送された。計6人が重症と診断されたが、いずれも命に別条はないという。
相模原市消防局によると、同市緑区城山1丁目の県立城山高校で同日午後、生徒31人が体育祭中にめまいや吐き気などの症状を訴えた。24人が病院に搬送され、男子生徒1人と女子生徒5人が重症という。この日の同市内の最高気温は32.1度だった。
横浜市教育委員会によると、瀬谷区中央の市立瀬谷中学校でも同日午後、体育祭に参加した生徒14人が症状を訴え、うち5人が医療機関に搬送された。いずれも軽症だった。横浜地方気象台によると、同市内の最高気温は31度だった。